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 健康とは? 

  

世界一の長寿国日本

健康がブームになり、予防医学も進化して老化予防医学も進み、

病気予防、健康増進や若さは努力によって手に入る事が分かりました。

 

しかし、心身の健康・若さが得られても幸せではない事に気付きました。

「年を取ることが最も大きな不安」と感じている人・・・40〜54歳88%20〜39才87%

 

加齢・老後の3大不安・・・病気、貧乏、孤独

この3大不安を解決できることがわかりました。

医療が進歩して医療費を32兆円使い、健康が大ブームでお金や時間をかけても、

国民の健康状態は悪くなる一方という厳しい現実があります。

 

人間ドックの異常者・・・・・異常者88%とボロボロの状態。(年々増え続けている)

 

国民の健康増進を目的に定めた健康増進法(03年5月〜)が施行されても数値は悪化

   →その結果・・・・・厚生労働省は達成目標を取り繕うために目標を半減させました。

 05年8月、厚生労働省が企業に義務付けしている健康診断の無効性を発表。

08年度から実施される特定検診・特定保健指導基準では・・・・・

男性98%、女性92%が異常を指摘されると推測されており、さらに健康状態は悪化しそうです。

 

質の高い健康は、何を知っているかでなく何を行い続けてきたかで決まります。

健康・豊か・幸せを願い、頑張るあなたを精一杯応援いたします。

 

健康と長生きは昔から誰もが望むことです。

日本の平均寿命は増えて、世界一の長寿大国となりました。

数字では世界最高の長生きになりますが、これは本当に健康であっての長生きでしょうか?

         ☆寝たきり老人・痴呆の老人の増加
         ☆若年層・子供の生活習慣病増加
         ☆環境汚染
         ☆過労死
         ☆栄養価の少ない食事  
 
・・・・・など、健康を損なう要因は減っていはいないのです。

医療の進歩と共に死亡率が減少したものもあります。

         ・乳幼児死亡率の低下
         ・感染症死亡率の低下
         ・各種死亡率の低下
     ・・・・・
などは、医療の進歩の成果です。

そして、急速な平均寿命が伸びたのも確かですが、健康な状態での長生きではない人も多いのです。

新たに生まれた健康阻害要因もあります。

そしてもちろん、老化とともに必然的に生じる疾病もあります。

この老化にともなる自然な疾病は減ることはありません。

 

疾病の予防は健康の保持・増進が重要なことです。

しかし、健康阻害要因をすべて取り除くことは不可能で、日常からできる限り疾病の予防、健康増進に取り組みながら、

場合によっては病気と良いお付き合いをして生きるような健康観が表明されるようになってきました。

世界一のガン大国・世界一の寝たきり大国

WHOによる「健康の定義」

健康に関する定義で世界的に知られているのはWHO(世界保健機関)憲章の前文中にあるものです。

「健康とは、身体的、精神的ならびに社会的に完全に良好な状態であり、

単に病気や虚弱でないことに留まるものではない。到達しうる最高度の健康を享受することは、

人種、宗教、政治的信念、社会・経済的条件の如何にかかわらず、全ての人類の基本的権利の1つである。」

とされています。
『病気ではない』ことと『健康である』ことは、まったく別であるということなのです。
 
日本国憲法第25条には

『すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない』

と述べられています。

法律なので難しい言葉ですが、以上のことを簡単に言うと・・・・、

「病気や虚弱ではなく、身体的には体力があり、知的には適切な教育を受け、

社会的には豊かな人間関係があり、精神的にも安定している状態ということ」になります。

現代の健康観としては

現在は生き方も考え方もその人によっての価値観があるため、個人の健康観、ライフスタイルは様々なものになっています。

健康については目標ではなく、よりよい生活のための手段として考えられるようになっています。

そして、健康は自然にに与えられるものではなく、一人一人が日々の暮らしの中で、

その人の年齢や体力、生活スタイル応じて自分に合ったものを得て、守っていくものとなっています。

そのために、病気の改善・食生活の改善・運動・心のケア・社会的など、健康になるための方法を総合的に考えて、

自分に必要な改善方法を知り、それを積極的に行うことが必要とされています。

 

このことから、健康の定義は以下のようにするのが現代的ではないでしょうか。

「健康とは環境の変化に適応し、自分の能力を充分に発揮できる状態をいう」

 病気でもなく、身体の不調がないということです。

 

最も多いのは、健康ではないが病気でもない“半健康人”という言葉が生まれています。

そして、半健康に対しては食生活の改善が重要で、健康人には健康増進活動、病気の人には治療が必要となります。

あなたは健康? 

現代人のほとんどの人が体調不良や病気に悩まされているのが現実のようです。

1997年の半健康人を調査した結果によれば、

健康人・・・男性3.6%、女性5.9%

半健康人・・・男性32.5%女性41.3%

残りはすべて病人

という悲惨な結果でした。

半健康人とは、「病院に行くほどでもない・・・」と放置されている症状の

肩こり、頭痛、便秘、肥満、冷え性、むくみなどの、何かの不調を感じながら生活をしている人です。

しかし、その人たちは間違いなく病気予備軍だということになります。

それは病気へのプロセスは、まず何気ない一つの不調から始まりその不調がどんどん増えて病気の正体を現していきます。

不調は病気になる前の段階の体のサインですから無視しないでくださいね。

そこでお聞きします。あなたは健康ですか?それとも半健康ですか?

取り返しのつかない病気になる前にその不調の対策を考えていきましょう。

性別

調査人数

病気      

半健康

健康

男性

12,704 人

63,9 %     

32,5%

3,6%

女性

8,396 人

52,8%

41,3%

5,9%

また、健康に自信のある人ほどあっけなく亡くなるケースが多いですから、

健診やドックで異常がないからと言って細胞や血液へのいたわりを忘れないでくださいね。

このままでは、日本の人口が半減するとまで言われているのです。

 

私たちは、体のどこかが不調だったりすると気分も沈み元気がなくなります。

健康なときは、性格も穏やかにしてくれますし持っている能力も最大限に発揮できるものなのです。

病院の薬

西洋医学は、病気がもたらすいろいろな苦痛を、

化学薬剤(ほとんどが石油で合成)で沈静化するという意味では優れたものです。

しかし、病気を根本から治す理論も病気を予防する方法も研究されてこなかった事実が、

病気の種類も病人の数も年々増加させてしまい一向減る気配を見せないのです。

 

 現代医学では薬物療法が主流だから袋一杯に薬を処方してもらって買いますが、

体の中に入るとどのように働くか考えてみると

薬物のほとんどは、発熱や痛みなどの症状や苦痛をやわらげるために使用されます。

なぜ効くか=苦痛をやわらげるのかというと、

体の細胞組織の活動を抑えたり麻痺させたりして表面の苦痛の症状をなくしているからなのです。

ということは、一時的に病的苦痛から楽にしているだけであり、

これは本当に病気が治ったといえるものなのでしょうか。

それどころか体の細胞は大変な負担を強いられていて、

それに耐え切れなくなった細胞は次の病気を発症してしまうのです。

 

本来、体の細胞は炎症(症状や病気)に対して細胞機能を正常にしようと働くようにできているのです。

本当に健康を考えるのならまず健康に対する正しい情報をもつことではないでしょうか。

 

詳しくはコチラ → 

ガンでの死因第1位も日本!

悲しいことですが、世界でガンが死亡原因の第1位なのは、なんと日本だけなのです。

欧米諸国では、死亡原因第1位は心臓病、第2位脳卒中でガンは第3位以下なのです。

この結果を知れば日本が世界一生活環境が悪く(特に食生活)、

最新の医療が病気の人を治してないという現実の問題に直面するのです。

また厚生省人口動態統計報告によれば、悪性新生物(ガン)による死亡者は、

1995年が263,022人、1996年では271,183人、2001年では300,658

年々確実に増加して、しかも低年齢化しています。

このままでいくと日本の人口は半減するとある研究者は指摘しています。

全国のガン発症者数は厚生労働省の推計よりも3割も多く、1997年のガン発症者の推計者は48万人でした。

しかし、国立がんセンターなどの調査で、実は62万人に登ると算出されています。

正式には厚生労働省の推計の2倍近くいるのが実情です・・・。

病気の原因

    1、水質 (どのような水を使い、どのような水を飲み、どのような水で調理しているか

    2、食事 (どのような食事をして、どれだけの量を食べているか)

    3、環境 (どこの地域に住んでいるのか)

    4、生活習慣 (どのような習慣で生活をしているのか)

以上の4点を抜本的に改善し、予防するシステムを整えることが大事なのです。

                                          ガン死因別人数

ガンの死因内訳(死亡数)

病名

総数

割合(%)

器官、気管支及び肺の悪性新生物

39,904

15,130

55,034

18,3%

胃の悪性新生物

32,267

17,691

49,958

16,6%

肝臓及び肝内胆管の悪性新生物

23,596

10,715

34,311

11,4%

結腸の悪性新生物

12,422

12,014

24,436

8,1%

膵臓の悪性新生物

10,471

8,926

19,397

6,4%

胆のう及び胆道の悪性新生物

7,092

8,473

15,565

5,1%

直腸S状結腸移行部及び直腸の悪性新生物

7,843

4,668

12,511

4,1%

食道の悪性新生物

9,026

1,651

10,677

3,5%

前立腺の悪性新生物

7,645

7,645

2,5%

悪性リンパ腫

4,682

3,375

8,057

2,6%

白血病

4,101

2,839

6,940

2,3%

その他

22,344

33,783

56,127

18,6%

合計

181,393

119,265

300,658

(平成13年人口動態統計)

現在の医療制度は大革命が必要!

感染症が主な疾患だった時代に医療制度が作られて、感染症減少には実に有効に機能しました。

しかし、日本は1954年からアメリカにパン食を餌付けされてから、

生活習慣病が病気のほとんどを占めるようになって様々な問題が山積みになっています。

結果として・・・生活習慣病は増え続け、医療費も高騰の一途、医療・経済の両面で限界に近づいています。
 
きちんと健康管理をした人達が健康管理をしなかった人達の医療費を負担する構図になっているわけです。

自己管理が報われない不合理、不公平な制度になって来ているのです。

                  健康管理が報われるためには

              ・健康な人には保険料を返還する

              ・生活習慣病の自己負担率を上げる

              ・タバコ税の大幅アップ 

などがありますが、何よりも他の先進国のように治療から予防への意識変革が一番重要だと思います。

世界を見渡せば、見習うべき良い事例はたくさんあるのですから。

【質問】

どちらの人生をお望みですか?

ボロボロ、ヨボヨボ、寝たきりで長生きする → 増えています。

まだ、やり残したことが多い人生の途中で、終わる → かなり増えています。

ピンピンに元気で、コロっと終わる → 私はめざしています。

悪化する一方の生活環境の中で、何も努力をしないままで、ピンコロ人生は過ごせないでしょう。

医療の限界

日本は、現役中に小渕元首相が脳卒中で亡くなり、故・大平元首相の同事例を20年経っても生かせませんでした。

私は先進国で現役首相が突然死した例を知りません。

安部総理も、体調を壊して突然の辞任でしたが、国のトップには最先端の医療が提供されるはずです。

これらは、本の健康知識、予防医学、頼りの医療まで世界から大きく遅れていることでしょうか。

 

医療は病気の人を半病人・半健康人にするまでで、健康にはしてくれません。

日本の医療は健康保険範囲内の治療のため、

生活習慣病のような病原菌のない病気は検査値のコントロールをするだけで、残念ながら完治できないようです。

 

ほとんどの人は、医療に過剰な期待を持ち、「病気を治すこと」(検査値を正常にすること)と

「健康になること」を同じだと勘違いしている人が多いのではないでしょうか。

病気は医師も薬も手助けをするだけであって、病気を治してくれません。

病気はあなた自身の身体が治すものなのです。

あなたの健康は、あなたの健康観からおこる生活習慣がカギです。
 
病気ではないから健康だ、病気になったら医療に任せれば安心だと思う・・・

という一般的な健康観から、

健康増進、病気予防に努める自己責任の21世紀の健康観への転換が、

生活の質を高め、健康寿命を延ばすためには大切ではないでしょうか。
 
正しい知識を知り、できることから生活習慣に取り入れていくことがポイントでしょう。

健康の7つの習慣

「健康を維持する条件としては・・・

65年に米国カリフォリニア大学のブレスロウ教授が提唱した7つの習慣や、

日本で言われる5つの「あ」が知られています。

==[7つの習慣]==

 

   1.喫煙しない            →タバコについて

 2.飲酒を全くしないか適度にする →アルコールについて

 3.定期的な運動を欠かさない   →運動について

 4.肥満にならない          →ダイエットについて

 5.十分な睡眠をとる        →睡眠について

 6.朝食を欠かさない        →朝食について

 7.間食を余りしない        →間食について

==[5つの「あ」]==

 1.アルコールを避ける

 2.油()分の摂取を少なくする

 3.甘い物を極力避ける

 4.あせらずゆっくり食べる

 5.足で歩く

しかし、これらは極当然のことをばかり。

必要なのは、このうちどれが自分にとって必要なことなのかを、

医師の助言を受けながら確認し、自分なりの健康メニューを作ることですね。

健康作りのポイント!

以上の視点から、いろいろ調べたところ、これからの新しい健康観とは、次の4項目に当てはまるようです。 

○健康とは病気の有無を基準として決まるのではないということ。

自分の健康状態を常に正しく理解し、病気にかからないような生活に努め、不幸にして病気を抱えたとしても、

それを悪化させないような生活習慣を実践し、生きがいをもち、充実した日々を送っている状態のことをいう。 

○自分の健康は自分で創り、自分で守るという主体性が必要。

医療や保健サービスを提供する専門家は、健康のために知識を与えたり、指導することはできますが、

人の健康をつくることはできません。

つまり健康は、本人が考え行動し得られ、そして維持するもの。 

○自分が健康であることは社会への義務を果たしているという責任をもつ。

人々が健康であることは社会にとっても大きな財産であることを自覚する。

親として社会人として、家庭生活から社会生活にわたり健康な生活をつくり、責任をもって育てていくことが大切。  

○老いと死はだれも避けられない。これを受け入れ、これに応じた生き方を創造していく事が大切。

自然の摂理として、だれもが死を迎えることになります。

その時は単なる延命のみを望まず、人間としての尊厳を保ち、これを受け入れることが望ましい。

これは非常に難しい問題でもありますね。

人々が健康であることは社会にとっても大きな財産であることを認識することは大切だと思います。
すなわち、健やかな時間と空間を持てる状況であればそれは健康といえるのでしょう。
そして、健康は本人が考え、行動して得られて、維持していくものだと思います。

本人の努力なしで健康はありえないのです

                                                  

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