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 お酒を飲んでダメな人

  

お酒は、間違えた飲み方をすると命に関わり危険ですので気をつけましょう!

「少しくらいなら大丈夫」といった軽い気持ちは大事故のもとです。くれぐれも注意が必要です。

妊娠中や授乳中のお母さん

妊娠中にお酒を飲むと、胎盤を通じてアルコールが胎児にまで運ばれてしまい、

胎盤を通じて胎内の赤ちゃんもアルコールを飲まされた状態になってしまいます。

このとき、胎児性アルコール症候群(FASが引き起こされる可能性があります。

 

詳しくはコチラ → 妊娠とお酒

 

二十歳未満の人

10代は成長期でありまだ脳細胞が作られています。

まだ、アルコールを分解する力も未完成のこの時期にお酒の飲むことは、

大きな障害をもたらす危険性があります。

それは、脳、肝臓、生殖器、精神などに悪影響を及ぼすと言われています。

したがって、日本では「未成年者飲酒禁止法」によって、

二十歳未満の人の飲酒が禁じられ、飲ませないことが義務付けられているのです。

 

自動車および機械の運転に従事する人

飲んだら乗るな、乗るなら飲むな>

よく耳にする言葉ですね。飲酒運転は道路交通法で禁止されているのですが、後を絶ちません。

飲酒運転が原因の事故は、年間1,000件、死者は300人に上っているのです。

しかも、その半数を二十歳代の人が占めています。

死亡事故に至らなくても、大きな交通事故は起こした本人や相手だけでなく、

その家族の運命まで変えてしまいます。

事故で失ったものは取り戻せません。

ちょっとした誘惑が、あなたの、そしてまわりの人の可能性の芽を摘み、

悲しみの淵に落としてしまうとしたら、それは重大な犯罪だと思いませんか。

飲酒が運転に与える影響>

血中のアルコール濃度が0.05%以上で、事故の可能性は2倍になり、0.1%になると67倍になります。

これは、お酒12合の量に相当し、ほろ酔い初期の状態ですね。

抑制が取れ、判断力が鈍っています。

ハンドルさばきが乱暴になったり、スピードの出しすぎにも気づかないことになります。

また、動体視力、集中力も低下しますから、

信号や路上の人への見極めが後れ、とっさの対応が難しくなります。

平衡感覚も鈍るので、直進運転もあやしくなります。

その結果が悲惨な事故になるなんてと、気づいたときには後の祭りなのです。

 

スポーツ前やスポーツ中

水泳やテニス、スキーなどのスポーツ中の飲酒は平衡感覚を狂わせるために、

事故やケガの原因にもなりかねませんのでとても危険です。

たとえばスキーやスケート。

飲酒によって反射神経や判断力がにぶり、思わぬけがをしたり、

他の人にけがをさせたりといった事故につながりかねません。

また、水泳中の飲酒も、心臓に二重の負担をかけることになり、死をまねくこともあります。

おいしい一杯は、スポーツのあとにとっておいてください。

 

入浴前・入浴中

飲酒中あるいは飲酒直後の入浴やサウナは血圧を上昇させる恐れがあるので、

体調によっては脳卒中の引きがねになりかねません。

入浴中に飲んだりすると、心臓発作につながることがあります。

また、お風呂の中で寝込んでしまうという事故も、決して少なくありません。

旅先の温泉などで、ついついしがちですが、くれぐれも自重してください。

薬を飲んでいる人

薬と併用した場合、代謝が競合するため、薬は分解されないまま長く血中に停滞します。

そのために薬の作用が強まり、場合によっては昏睡や胃潰瘍など危険な状態になることがあります。

生命にかかわるような事態になることもあります。

たとえば、風邪薬や花粉症の薬は、アルコールと同様に神経の働きを抑制する成分を含んでいるため、

お酒と一緒に飲むと、ひどく眠くなって、思わぬ事故に結びつくこともあります。

 

「薬を飲んだら、お酒を飲むな」──ぜひ、守ってください。

                                                  

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