リバウンドをしてしまったとき、 「元に戻っちゃった〜 でも、またやり直せばいいか！」 ・・・と思っていませんか？ 　 それは大きな間違いなのです！ 食事制限をすれば体脂肪が落ちる、と短絡的に思っている人がいますが、 ここにダイエットの危険性が存在します。 　 食事制限をすれば確かに体脂肪も減少する。 しかし、それ以上に筋肉が落ちてしまうのです！ 人間の体にとって、食事制限をして摂取エネルギーが少なくなるということは、 生命の危機に関わる一大事であり、脳は飢餓状態であると判断します。 　 人体はこの飢餓を凌ぐため、少ない摂取エネルギーでも適応しようと防衛機制が働き、 低代謝な体質へと変化する。 簡単にいえば、食べた量が少なくても生きていけるよう、 『省エネな体』に変わってしまうということなのです。 人間の体で最もエネルギーを使う組織は筋肉。 省エネな体に変化するために、人体は体脂肪よりも優先して筋肉量を削って行きます。 食事制限が激しければ激しいほど、飢餓状態の度合いも高まり、 筋肉の減少は顕著に現れる事になってしまいます。 では筋肉が減った結果どうなるのでしょうか…？ 　　　　　　　●筋肉が落ちれば消費エネルギーが少なくなり太りやすい体質となる。 　　　　　　　●その結果、一度落ちた体重も再び元に戻ってしまう。 　　　　　　　●リバウンドの本質は、ダイエット前よりも体重が増えてしまうところにある。