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 より良い睡眠の12のヒント

   

睡眠時間は人それぞれ。日中の眠気で困らなければ十分

 

睡眠時間の長い人、短い人、季節でも変化、8時間にはこだわらない。

 日中の眠気が非常に強い、また平日と比べ週末に3時間以上長く眠らないといられない様なら、睡眠不足。

 成人の場合、67時間が睡眠充足の目安です。

★歳をとると必要な睡眠時間は短くなる。

 実際に眠っている時間は、成人以降50歳代までは6.57.5時間。

 以降、次第に短くなり、70歳を超えると平均6時間弱です。

刺激物を避け、寝る前には自分なりのリラックス法

★就床前4時間のカフェイン摂取、就床前1時間の喫煙は避ける。

 カフェインの覚醒作用は摂取後3040分後から表れ、45時間持続。

 タバコに含まれるニコチンは交感神経を刺激し睡眠を妨げます。効果は吸入直後から数時間持続します。

★軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、香り、筋弛緩トレーニング。

 リラックスすると入眠しやすくなります。自分にあった方法を見つけましょう。

眠たくなってから床につく。就床時間にこだわり過ぎない。

★眠ろうとする意気込みが頭をさえさせ寝つきを悪くする。

 いつもの入眠時刻の24時間前は1日で最も寝つきにくい時間帯。

 眠れない時は、いったん床を出てリラックスし、眠くなってからもう一度床につくようにしましょう。

同じ時刻に毎日起床

★早寝早起きでなく、早起きが早寝に通じる。

★日曜に遅くまで床で過ごすと、月曜の朝がつらくなる。

 起床後なるべく早く太陽の光を浴びることが、夜、速やかで快適な入眠をもたらします。

 長く眠って朝が遅いと、その夜の寝つきが遅くなり、翌朝の起床がつらくなりがちです。

光の利用でよい睡眠

★目が覚めたら日光を取り入れ、体内時計をスイッチオン。

 起床後、太陽の光を浴びてから約1516時間後に眠気が現れます。

 これがないと、その夜の寝つきが約1時間遅れることがあります。

★夜は明るすぎない照明を。

 室内が過度に明るいと体内時計のリズムが遅れ、自然な入眠が遅れます。

規則正しい3度の食事、規則的な運動習慣。

★朝食は心と体の目覚めに重要、夜食はごく軽く。

 いつも同じ時刻に朝食を摂っていると、その1時間ほど前から消化器系の活動が活発になり、朝の目覚めも良好に。

 夜食、特にタンパク質の多い食事は、睡眠の妨げとなるので、空腹で寝つけない時は消化の良いものを少量に。

★運動習慣は熟睡を促進。

運動習慣のある人は不眠になりにくい。軽く汗ばむ程度を毎日規則的に。

昼寝をするなら15時前の2030

★長い昼寝はかえってぼんやりのもと。

★夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響。

 昼食後〜午後3時までの間の昼寝は、夜間の睡眠に悪影響を与えずに日中の眠気を解消します。

 30分以上眠ると、身体も脳も眠る体制になってしまい逆効果です。

眠りが浅い時は、むしろ積極的に遅寝・早起きに。

★寝床で長く過ごしすぎると熟睡感が減る。

 遅寝・早起きにして就床時間を減らすと、必要なだけ床の上で過ごすため熟睡感が増します。

睡眠の激しいイビキ呼吸停止や足のピクつき・ムズムズ感は要注意

★背景に睡眠の病気、専門治療が必要。

 別の病気のために睡眠が妨げられていることも。

 激しいイビキや頻回の呼吸停止(中年以降、特に男性)、足がむずむずする、ほてる、ぴくつくなどの症状は医師に相談を。

十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医に

★長時間眠っても日中の眠気で仕事・学業に支障がある場合は専門医に相談。

 過眠症という病気が隠れている場合があります。

★車の運転に注意。

 非常に眠い状態では、作業ミスが起こりやすく、交通事故のリスクは約2倍になります。

睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと

★睡眠薬代わりの寝酒は、深い睡眠を減らし、夜中に目覚める原因となる。

 寝酒は連用で慣れが生じやすく、急速に量が増え、精神的・身体的問題が起こりやすくなります。

睡眠薬は医師の指示のもとで使用する

★一定時刻に服用し就床。

★アルコールとの併用をしない。

 睡眠薬は、個人の睡眠の問題やその程度に応じて種類が異なりますが、正しく服用しないととても危険です。

 服用後はおよそ30分以内で床につくこと。

                                                  

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