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 ストレスに強い人・弱い人

  

ストレスそのものは悪いものではないのです。

大切なのは、そのストレスに対する適応力があるかどうかの問題なのです。

ストレス耐性とは?

ストレッサーを受けた時に、どの程度対応できるか(耐えられるか)という強さであり、

どの程度適切に対処できるかという強さのことです。

例えば、道路の幅を「ストレス耐性」と考えてみましょう。

その道路の両側は断崖絶壁になっていて、落ちたら大変なことになります。

メンタルヘルスで言えば、道路から落ちたら心の病(うつ病など)になってしまいます。

できるだけ落ちないようにするには、道幅を広げることが必要となります。

広ければ広いほど、何かあっても(ストレッサーを受けても)踏ん張れたり、

仮に道路で転んでも、何度でも起き上がれます。

しかし、道幅が狭ければ、踏ん張ることもできず、転んでしまうと致命的になってしまいます。

【ストレス耐性】

ストレス耐性とは、ストレス状態に対する強さのことで個人差があります。

ストレス耐性は次の6つの能力に集約されます。

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ストレッサーの刺激を受けたときに、それに気付くか気付かないか。

ストレス状態になっても、それに無頓着であればストレスに耐える事は容易です。

(耐えるまでもなく気付いていない場合があります)

性格や体格などによっても影響されます。

▲好肇譽慌麋鯒塾

ストレスを作りやすい性格がどうか。

例えば、「少しくらいは人の言いなりでもいい」と考える人は、

他人の勝手な指示に対してストレスを感じにくいといえるのです。

根本のストレス処理能力

ストレスの原因であるストレサーをなくせるか、また弱められるか。

ストレッサーに有効な処理(ストレス解消)を施する事が出来るならば、

その人は結果的にストレス状態に強い事になります。

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ストレス状態に陥ったとき、そのストレッサーの意味をいい方向に考え直したり、

ストレッサーをバネにして生きる能力が高いか

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どんなストレッサーにどれくらい出合ったことがあるか。

同じストレッサーに再び出会った場合、

そのストレッサーに慣れストレス状態になりにくい事もありますが、

逆に耐性を弱めてしまう場合もあります。

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ストレスをどれくらい溜められるか、ストレス状態の程度がストレス容量の許容範囲ならば、

ストレスをストレスと感じないでいられます。

これはその時の精神状態・身体状態によって異なります。

 

「生まれ育ったものだから」「性格だから」「今まで何十年もそれで生きてきたから」、

今さらストレス耐性を高めることはできない・・・とは思わないでほしいです。

まずは、ストレス耐性を高めることは、誰にでもできると信じること。

信じなければ、スタートは切れません。

ストレスに負けやすいタイプ

まじめで几帳面な人

完全主義者で責任感も強く、努力家。

人から頼まれたら断れず、全部自分で背負い込みがち。

でも、適当なところで妥協するなんて死んでもできない。

しかも、少しでもうまくいかないと落ち込む。

ストレスに負けやすい人の中で最も多いタイプ。

 


がんこで厳格な人

何事においても、他人の失敗が許せない。

人がミスをするとすぐカッカし、その怒りがストレッサーとなってストレス状態を引き起こす。

「キミはこんな計算もできないのか。ダメだね」「私の言うとおりにやればいいんだ」

などと頭ごなしに言う人はこのタイプ。

 


内向的でおとなしい人

 

イヤなことでもNOとはっきり断れない。

仕事が終わってまっすぐ家に帰りたいときでも、飲みに誘われると断れず、

お腹一杯でも残しては悪いからと全部食べてしまう。

そして、あとになってくよくよ悩んだり自己嫌悪に陥ったり・・・。

ストレスがたまらないほうがおかしい。

 


 

取り越し苦労の多い人

  

あれは大丈夫かな、これはうまくいくかな、などとついあれこれ心配してしまう。

結局「なんだ、心配することなかったんだ」と取り越し苦労だったことが分かっても、

またすぐあれこれ気になり始め、心の休まる暇がない。

こういう人は、常に不安というストレッサーにおびやかされている。

性格以外でストレス反応が出やすいタイプ

ストレス要因に対する耐性には個人差があります。

言い換えれば、ストレスを感じやすい人とそうでない人の差は、大きいものがあります。

そこでどのような人がストレスを感じやすいタイプなのかを取り上げます。

どんなタイプの人が、あるいはどんな状況でストレスを感じやすいかを知れば、

メンタル面のセルフケアもしやすくなり、「メンタル面の故障」から身を守る手段にもなります。

ストレス反応が出やすいかどうかを左右するファクターには、

以下のようなものがあると考えられています。

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ストレス要因へうまく対処できない人ほどストレス反応が出やすくなります。

例えば、プレッシャーを感じやすい人などはストレスへの対処がうまく出来ず、ストレスに弱くなりがちです。

 


 ⊆囲の「支え」

親や配偶者、友人など周囲の人たちによる「支え」です。

こうした周囲の人間関係が希薄だったり、おかしくなっていれば当然ストレスには弱くなります。

私生活でうまく行かないと仕事でもうまく行かないことが多いのはそのためです。


G齢

 

一般には経験の少ない若い人ほどストレスへの耐性は強くありません。

また、環境が激変する新卒時、節目となる30歳前後、女性の更年期、定年直前

などストレスを感じやすい時期があります。

 


だ別

 

ストレスは男性ホルモンを分泌させるため、

女性の方がストレスによって身体のバランスを崩しやすいと言われています。

また、月経前などストレスに弱くなっている時期もあります。

ただし、ストレスを抱え込みやすいのは男性の方である傾向もあり、

重度のうつ病になって初めて病院に来るような人も少なくないのだとか。

 

他にも、ライフサイクルが不規則になるとストレスを感じやすくなり、

もって生まれた素因や季節にも左右されることがあります。

ストレスに耐えやすいタイプ

ストレスに強い人の考え方はこうです。

何か困難にぶつかった時、それを脅威ではなくやりがいのある仕事とみなし、

変化には気持ちの高揚とエネルギーを持って応えるという特徴があります。

 

 ストレスに弱い人は、全てがその逆ですね。

困難を脅威と捉え、苦痛を感じながらイヤイヤ仕事をこなします。

変化は避けたいと常に念じているのです。

ストレスに強い人に質問をして見ました。

「いやあ、結構ストレスは感じますよ」という返事が返ってきました。

さらにストレスをどうやって克服しているのかを質問してみました。

1.パッと切り替える。くよくよ考えないようにしている。

2.上司に怒鳴られても自己成長できるチャンスとポジティブに考えることにしている。

3.困ったとき「助けて」といえる人を何人も持っている。社内だけでなく社外にも。

4.嫌いな人を作らないようにしている。敵は絶対に作らないようにしている。

5.人が困っているときは自分が助ける番だと心得、極力協力するようにしている。

6.仕事を離れた趣味を持つ、共通の仲間がたくさんいる。

と答えてくれました。そして彼は仕事ができます。やり手です。

かなり緊張を要する仕事でも平気でこなしているのです。

失敗の捉え方

人は成功を求めているとき、失敗すると「失敗は悲劇」になります。

自己実現している人は失敗を自分を成長させる機会と受け取ります。

失敗は悲劇ではないのです。失敗から学ぶのです。

失敗した自分を「他人がどう見るか」と思ったときに、失敗は悲劇になってしまいます。

リストラでも浪人でも、そうしている自分を「人がどう思うか」と

この様なことを気にしている人と、そうでない人とでは苦しさが格段に違います。

病気ひとつとってみても、その人がどのくらい苦しむかは性格によって全く違います。

病気をして、病気そのものに苦しむ以上に、それに付随することに苦しむことが多々あります。

同僚と競っているビジネスパーソンは焦りますし、

そうでない人は休養して体調を整える良い機会と受け取ります。

嫉妬深い人とそうでない人では、同じような恋人の行動が与える心理的影響は違います。

「恋人が他人へ好意を示す」

嫉妬深くない人にとっては、特別の意味を持たないのです。

嫉妬深い人にとっては、恋人の些細な心の動きでさえも

「恋人を失うかもしれない」と不安になってしまいます。

幼少経験から分かるストレス耐性

ところで、どうしてストレスに強い人と弱い人がいるのでしょうか。

ストレス処理能力や健康維持能力は、持って生まれた気質以上に、

後天的に獲得されると考えられています。

特に、乳幼児期から思春期にかけての経験が大きく影響すると言えます。

そうした能力は、信頼できる経験の積み重ね、

愛されていることを感じ取れる経験の繰り返しによって得られるのです。

 

例えば、幼児が寝る前にお菓子を欲しがるような場合、

母親は、頭ごなしにしかるのではなく、

「歯に悪いから寝る前はよして、あしたのおやつの時間にしましょう」と約束する。

そして、約束を果たせば、子供は、我慢の必要性を知るとともに、

我慢すればいい結果につながることを学ぶ。

子供は、こうした経験の繰り返しで、

親への信頼感を持ち、自主性が育って、ストレス処理能力を築くことになる。

ストレスフルな家庭環境で育つと、ストレスに対する耐性が低くなります。

浅く考えるとストレス耐性が上がるように勘違いしがちですが、

ストレスに対する耐性は、

安定的な精神状態、リラックス状態をその人の心が知っているか否か

という事に左右されますので、ストレスフルな環境で育つというのは、

言い換えれば「リラックスとは何かを(頭ではなく心で)知らずに育つ」

と言う事になりますので、結果ストレス耐性が低くなるのです。

面接でも見抜かれるストレス耐性

面接での確認ポイントは3つです。

「素直さ」「前向き」「ストレス耐性」

耐ストレス性すなわち、ストレスに耐える力ですが、面接ではどのようにチェックされるのでしょうか?

ある企業の面接担当者に、ストレスに強いかどうかを見極めるのは

どういったポイントがあるのかをお聞きしたことがあります。

これまでに、最も対処に苦労したこと、失敗したこと、嫌な思いをしたこと、を聞くそうです。

その内容を詳しくヒアリングすることで、ストレスへの耐性を見極めているとのこと。

具体的な質問内容としては、

なぜ苦労(失敗)したのか<原因>

どのようなアクションをとったのか<対処>

その結果はどうだったのか<振り返り>

次に活かすために何をしたのか<応用>など。

そして、一番聞きたいのは、そのときの精神状態だそうです。

「毎日眠れないくらい気が重かった」と暗い顔で答える人もいれば、

「大変だったけど、結構面白かった」と、あっけらかんと答える人もいる、

もちろん、答えに正解はありませんが、

ストレスに強いのはどちらのタイプかというと、自然と後者のタイプと想像できますね。

「苦労したこと」、「失敗したこと」という質問は、中途採用の面接ではよくある質問です。

ただ単にその状況説明をするだけではなく、

上記のような視点で話ができるように、事前にまとめておきましょう。

そうすることで、客観的に自分自身の「ストレス耐性」を分析することもできます。

会社を選ぶにあたって重視した要因」としては、

1971年に1位(27%)にあげられた「会社の将来性を考えて」が、

2005年では4位(8%)に後退している一方で、

「自分の能力・個性が生かせるから」(31%)、

「仕事が面白いから」(21%)、

「技術が覚えられるから」(13%)など、

個人に関連した項目が上位を占めるようになったのです。

ここからうかがえるのは、自分のために仕事をするという傾向である。

仕事の目的が明確である方が、ストレス耐性が高くなるともいわれている。

同じ仕事でも、「何でこんなことしなくちゃいけないの?」と思っているより、

「このために仕事をしているんだ」とわかっているほうが、苦しくても耐える力がわいて来ますね。

いまやストレスに強いことは採用条件のひとつになっているってことですね。

 


「仕事ストレス耐性を育てる6つの鉄則」

【その1 現実的に合理的に】

仕事が多すぎると感じるときは、あえてノーと言う勇気をもつことも大切。

やる必要のない仕事はないか考えてみよう。

負わなくていい責任や、1人ではやりきれない仕事をかかえ込んでいるかも。

【その2 スーパーマン願望は捨てる】

完璧な人間などいないことを覚えておこう。

本当にやらなくてはならないことは何か、自分でどこまでできるか、期限を守れるか

など自問して、必要なときはためらわずに助けを求めること。

【その3 こまぎれエクササイズ】

毎日30分程度の運動は体にも心にもいい効果を及ぼす。

まとまった時間が取れない人は、通勤時に歩くといい。

会社でも気分転換に外を5分ほど歩くなど、短い時間に分散するといい。

【その4 誰かの話を聞いてみる】

同僚や他の会社の友人の話を聞く時間をつくろう。

病気の子供の世話に追われたり、会社で仕事漬けになっていたり、

自分だけが冴えない日々を送っているわけでないことがわかるはず。

【その5 わが道にこだわりすぎない】

他の人の意見に耳を傾け、必要なら方針を変える心構えも必要だ。

柔軟な発想はストレスを軽減するだけでなく、

問題解決のいい方法が見つかったり、仕事相手に歩み寄る気を起こさせるきっかけになることも。

 

【その6 アドレナリン労働はしない】

若さにまかせた働き方は20代まで。

過度のストレスで疲れていると、普通の仕事量でも耐えられなくなる。

そんな場合の解決法は、仕事を1つずつ片づけていくこと。

急ぎのものから取り組み、終わったら次の仕事へ。

これで続ける意欲もわいてくる。

                                                  

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