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 食事とは?

  

役割を果たしている食事ですか・・・?

「食欲」とは、3大欲求の1つで生きて行く上で必要不可欠です。  

ここ数年食生活に関する健康の問題や、食マーケットに対する食事の質の問題が出て来ました。

また、「孤食」「個食」が増え、子どもたちの食習慣が乱れているとの指摘をしばしば耳にします。   

食欲を満たすだけなら動物と同じです・・・。

人間としての食事には様々な役割があります。

動物が食べるのは「エサ」、人間が食べるのは「食事」です。

現代では、人間としての食事の役割が無くなってしまい「エサ」になってしまっている人が増えています。

     

安全で安心して・・・楽しみながら効果的な食事をとって頂きたいと思います。

   

食事の役割

生命の維持・増進(食欲を満たす)

私たちが活動を続けるのに必要なエネルギー・・・ご飯やイモ類の炭水化物

魚・肉・大豆製品・・・炭タンパク質

植物性油脂・動物性油脂・・・脂質

生理機能を調節する栄養素ビタミン・ミネラル・・・野菜類・海藻類・きのこ類に多く含まれます。

私達の身体の構成は・・・

水→約65%、たんぱく質→約16%、脂質→約14%、ミネラル→約5%

から成り立っています。

生活習慣病予防

病気にならない様に、病気になっても進行させない、合併症の予防の食事と言えます。

なぜなら、生活習慣病(糖尿病・脳血管障害・心疾患障害・癌・歯周病等)の発症には、

生活環境因子(不適切な食生活・運動不足・睡眠不足・ストレス過剰・多量の飲酒・喫煙等)や

遺伝的な要素が関係しますが、6割近くは食事に原因があると言われているからです。

精神の安定・機能を計る(コミュニケーション・家族の団らん)

みんなで一緒に食事を囲む事により・・・

心の安らぎを得られたり、結びつきが強くなったりするわけですから、

身体と心の両面にとって食の重要性は計り知れません。

 

その機能は、家族であっても、友達同士であっても、仕事の仲間であっても得られます。

社会的役割・教育的役割(躾をする)

私の場合、小さい頃は毎日の様に親から

「お米は農家の人が苦労して作るのだから、1粒もムダにしてはいけない」

などと教えられて育ちました。

そして、小学校で野菜栽培・田植えや稲刈りの実習も経験しました。

食前・食後に、いただきます・ごちそう様でしたの「あいさつ」に気持ちを込めるのは、

私達の生命を養ってくれる動・植物への感謝

それを育んだ自然と人々への感謝

そして調理してくれた人への感謝

であります。

その「あいさつ」から物のありがた味を学び、食を通して行儀作法・常識が教えられてきました。

最近はこの役割が失われてきています。

たとえば・・・

「朝食だけでも一緒に食べる」

「そのときはテレビを消して話をする」

「週に何回かは子どもに手伝ってもらいながら食事を作る」

「時折、複数の家族で交流する」

など、できることから始めてみてはいかがでしょうか。

働く女性が増え、「忙しくて、なかなか・・・」という反応が予想されますが。

よく分かりますが、食事は生活の中心であり、はぐくみの現場です。

生活や暮らしの質をよくするためにも、食事の質について考え、工夫したいものです。

「できること」「わが家流」でいいのですよ。

もちろん、ごちそうである必要はありません。

「一緒に食べる」「食べ合う」関係を大切にすることが、

親子や家族の関係を大切にすることにつながります。

小さい頃から、その様に温かい食卓に向かってきた子供は、食べ物への興味が育っていきます。

そうすれば、栄養のバランスなどの問題も、自然にある程度知って行く様になるものです。

一回一回の食事をていねいに迎えていきたいものです。

食事のマナー → 

食文化継承としての役割

受け継がれてきている食事の総合的な事を指すわけですが、

調理を忘れ、食事の大半を中食・外食にゆだね、

レトルト食をハサミで切るだけ、家庭にまな板・包丁が消えてしまった家庭が増える等、

今わが国の食文化は、危機的な状態にきている様に感じます。

日本人は元来、飢餓に強く・飽食に弱い倹約遺伝子を持っていると言われています。

それは米を主に、たんぱく質源は植物性か魚で、野菜を中心に取る食文化でもあります。

日本人の体質に見合った食生活を行う事が最も重要だと考えます。

1日の食事の役割

朝食

朝食には午前中のエネルギーと栄養を補給するだけではなく、

睡眠中に下がった体温を上げ、眠っていた臓器を起こすという役割があります。

朝食は1日の元気の源なのです。

朝食は穀物と良質のたんぱく質を中心に摂りましょう。

昼食

昼食は午前中の活動で消費した

エネルギーを補充し、活力を回復して午後の活動に備える役割があります。

夕食

夕食は1日の疲れを取る役割があります。

1日の1/3を目標としてたんぱく質性食品を中心とし、

脂質と炭水化物を摂り過ぎないようにしましょう。

夕食は少なくとも眠りにつく3時間前までにすませましょう。

食事には体のリズムを調節する機能もあります。

一部の生体リズムが食事によって調節されているということは意外に知られていないかも知れません。

海外旅行をしたことのある人で時差ボケになったことがある人がいると思います。

時差ボケはホルモンの分泌リズムがおかしくなるもので、規則正しい食事によって回復が早められます。

  

朝食はなぜ大切? → 

食事回数を減らすリスク

現代は忙しさから食事回数を減らす傾向にあります。

食事回数を減らすことは、肥満糖尿病の危険性を高めます。

 

食事回数を減らしても、1日の総エネルギー摂取量は減らない場合がほとんどです。

そうするとどうなるでしょうか?

『空腹時間の延長』1食あたりのエネルギー摂取量の増加』ということが起きます。

空腹時間が長くなると体は飢餓状態になったと勘違いして脂肪を蓄積しようとします。

そこに一気に多量のエネルギーが入ってくれば脂肪がたまって太ってしまいます。

また、1回の食事量が多くなると、1回の食事で血糖値がより高く上がります。

そうすると血糖値を下げるためのインスリンの必要量が一時的に増えて、

インスリンを合成するすい臓が疲れてしまいます。

すい臓が疲れてしまうとインスリンの合成能力が下がり最悪の場合、糖尿病になってしまいます。

 

食事時間・回数が規則的な人の割合・・・男性78.6%、女性88.9% 

30代男性では、不規則が30.7%と女性の3倍近いのです。

食生活指針

○食事を楽しみましょう。
○1日の食事のリズムから健やかな生活リズムを。
○主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスを。
○ごはんなどの穀類をしっかりと。
○野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて。
○食塩や脂肪は控えめに。
○適正体重をしり、日々の活動に見合った食事量を。
○食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理を。
○調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく。
○自分の食生活を見直してみましょう。


(平成12年3月23日、文部科学省、厚生労働省、農林水産省)

健康日本21でも、生活習慣病予防対策として

疾病予防・健康増進といった一次予防が重要視されています。

成人になって健康を考えて行動するより、

子どものときから身につけた健康感食事感は、はるかによりよい生活習慣を形成します。

自分の健康は自分でつくるという実践力

そして、総合的な健康に関する意識が必要であり、知識を実行することが大切です。

「食べる」その行動には

生産から流通、食事つくり、栄養、文化、感謝

ありとあらゆる環境の中で子どもにとてもいい影響を与えています。

だからこそ、サポートが重要になります。

食事はやっかいなことに、食事の適不適をすぐに自覚することは少なく、

薬事効果が即効的である薬に対して食事効果は遅延的であり、

しかも人間は毎日必要な栄養素を必要なだけ食べなければならないという食事の役割があります。

食事は、13毎日繰り返すからこそ、おろそかにできない行動であるといえます。

ましては、幼児・小学生の時期は成長期なのです。

この時期は、子ども自身で食べ物を選択したりする事もできず、

日常の食卓を整えることも出来ないのです。

保護者の役割は大変重要ということになります。

文部省の調査でも明らかなように、

戦後子どもの成長が著しい半面で、

60年代後半から肥満児が増加し、

80年代後半から運動能力の落ち込みが目立ってきています。

また子どもの動脈硬化が進み生活習慣病予備軍が増加しているとの報告もあります。

この大きな要因として、子どもの「食生活の乱れ」と、「ライフスタイルの変化」があります。

 

いつのまにか室内遊びが定着しています。

生活時間の変化は、夜更かし型の子どもたちを生み、

その結果、欠食(朝食抜き)、不規則な食事時間、忙しい大人の中で弧食がふえています。

時間的にも、内容的にも不規則な食事が心と身体の健康問題に影響を与えています。

『生きることは食べること・・・それは自分の健康は自分で作ることを
子どもの頃から理解する環境作りをすること』です。

  

                                                  

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