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 掻痒感(かゆみ)

  

かゆみとは、かかずにはいられなくなる皮膚の不快感を指します。

痛覚の一種で、痛みのごく弱いものと考えられています。

 

皮膚に起こる炎症などによってかゆくなりますが、精神的な影響も大きく、

気になり出したり緊張したりするとかゆみが増し、ひっかいてしまうとさらにかゆみが増してきます。

かゆみの起こる病気はたくさんあります。

かけばかくほど悪化するため、できるだけかかずに、早めに対策を立てることが大切です。

 

気になる症状

疑われる病気名

かゆみがある

発疹

あり

全身性

突然現れる赤い盛り上がり、半日以内に治る

じんま疹

腋の下・腹部・陰部などにできる丘疹、夜にかゆみが増強

疥癬

環状の大きな紅斑、辺縁に小水疱や丘疹

ゼニたむし

鳥肌のような硬い丘疹、ザラザラした皮膚

成人のアトピー性皮膚炎

かぶれて起こる、痛みを伴う発赤・丘疹・小水疱

接触皮膚炎

とくにすねに円形の湿疹が現れ、次第に腕、体幹に

貨幣状皮膚炎

乾燥した下肢・体幹・上肢に丘疹、かゆみは夕方〜夜に強い

皮脂減少性皮膚炎

紅斑のなかにかなり大きめの水疱

水疱性類天疱瘡

手背・四肢関節・陰部などに扁平で紫紅色の隆起性の発疹

扁平苔癬

薬の服用後、多くは1〜4週間以内に発熱、黄疸、発疹

薬物性肝障害

局所性

手のひらや指が赤くなり、悪化するとひび割れ

手湿疹

足の裏や側縁などに小水疱、膿疱を伴う紅斑

足白癬

手足

手のひらや足の土踏まずに周囲に赤みをもつ膿疱

掌蹠膿疱症

陰部

亀頭・外陰部・肛門などに先の尖った小さないぼ

尖圭コンジローマ

なし

全身性

皮膚表面に異常はないがかゆくなる

皮膚掻痒症

黄疸、皮膚の黄色腫、肝腫大

原発性胆汁性肝硬変

多飲、多食、多尿、体重減少、だるい

糖尿病

皮膚の乾燥、吐き気、嘔吐、集中力低下、けいれん

慢性腎不全

局所性

充血、目やに

 

慢性結膜炎

くしゃみ、鼻水

アレルギー性結膜炎

まぶたが開きにくい、眼痛、流涙、まぶしい

眼瞼けいれん

痛み、耳だれ、灼熱感、耳閉感

外耳道炎

鼻づまり、くしゃみ、鼻みず

アレルギー性鼻炎

外陰

チーズ状・酒粕状のおりもの、外陰部の発赤・はれ

外陰カンジダ症

黄色・褐色・出血性のおりもの、性交痛

老人性外陰炎

悪臭の強い泡沫状のおりもの

トリコモナス腟炎

肛門

肛門掻痒症

*その他・・・肝がん、寄生虫症、ヒステリーなど

                                                  

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