●体内には通常3〜5gの鉄があり、主に赤血球のヘモグロビン、筋肉のミオグロビン、肝臓のフェリチンに含まれます。
●70%が、主に赤血球中のヘモグロビンに存在し、酸素を運ぶ働きをしています。
●10%が筋肉中のミオグロビンに存在し、血液中の酸素を細胞に取り入れる働きをしています。
●20%は肝臓・脾臓などの臓器にあり、細胞の中に酸素を蓄え、必要なときに放出します。
●血液と筋肉の中の鉄は、酸素の運び役。
肝臓、骨髄、脾臓、筋肉などの鉄は「貯蔵鉄」といわれ、非常用の鉄として働きます。
●各細胞では、酸素の成分として酸素を活性化し、エネルギーの生産を助けます。
●若い女性に特に多い貧血を予防するには毎日鉄をきちんと摂り、備蓄しておくことが大切です